綺羅の柩 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年7月15日発売)
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本棚登録 : 197
感想 : 17
3

今回の語り手は深春です。背景となっている事件は、
実在したタイのシルク王と呼ばれたジム・トンプソンの
現在も謎のままであるという失踪事件が元になってます。
いつものことながら京介を巻き込むのは朱鷺です。
そして今回の登場人物は遠山や綾乃だけでなく
「意外すぎる再会」と章タイトルにもなっている懐かしの
黒死館殺人事件の愛読者も登場します。
ただいつもの緊迫感もなければ危険な目にも遭わないので
物足りない感じはします。
まぁ~京介達とマレーシア旅行を楽しんだと思えばいいか♪
真相は悲劇的で、結果も悲劇に終わったんだけどね・・・

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 建築探偵
感想投稿日 : 2013年1月13日
読了日 : 2013年1月12日
本棚登録日 : 2013年1月13日

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