通常のミステリなら、まず殺人事件が発生して
犯人は誰だ?ってな感じになるのが定番。
前半部で老弁護士が語っている。
殺人は結果なのだ。物語はそのはるか以前から
はじまっている・・・と。
まさに殺人の起こる瞬間のゼロ時間に向かって
物語が進んでいくのですよ。
淡々と進んでいくのにワクワク感が止まらない。
そして殺人が起こり、犯人は予想外の人物だった。
全くもって完全に騙されました。
そしてゼロ時間の意味を改めて思い知らされ鳥肌が立ちました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2012年12月28日
- 読了日 : 2012年12月28日
- 本棚登録日 : 2012年12月28日
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