シリーズ第四弾。
発作を起こし蓮の沼に沈んだ蓮(れん)。
哀れに思ってひと夏だけの命を与えた光榮。
蓮親子を気にかけて世話をやく清良。
清良に想いをよせる蓮に同情し、思わぬ形で力を貸した時継。
今回は、それぞれが誰かを思いやる気持ちが詰まってました。
それは優しさとか、想いとか、使命とか、信頼とか・・・
清良の叫びにホロリとし、時継も知らない伯家の隠された役割の一部。
保胤と時継の今後が更に気になります!
巻末の『陰陽ノ京絵草子訃柚』は、訃柚(ふゆ)の話です。
全編を通して、やはり思いやる気持ちと子種の話だな。
シリーズで一番好きかもぉ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
妖系
- 感想投稿日 : 2013年8月15日
- 読了日 : 2013年8月13日
- 本棚登録日 : 2013年8月15日
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