三省堂古書館で11年9月に購入してました。あの時は「今日はこれに出会うためにここに来たんだな」と思った。マジで。
最初に読んだのは高校生の頃と記憶しています。確か友人に紹介されて自分でも買って何度も読み返しました。ちゃんと続編の『まぼろしの都のインカたち』と一緒に持っていたのだけど、引っ越しを繰り返す間に見失ってしまいました。だからうれしかった。
間違いなく今の私をかたち作っている要素の一つです(インカローズは好きなパワーストーンだし)。
いま読み返すと、全て現代日本人の思考体系で進んでいる。絶対にありえない。ラブストーリーも陳腐なのだけど、でもそんなことを論っていたらこのお話は微塵も成立しないので置いといて。それを補って有り余るくらいやっぱりいい話。大事にします。
ああ、でもやっぱりハードカバーも続編と一緒に欲しい。いやいや、それもだしなんで『まぼろしの都の~』は文庫化しなかったんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913 小説 物語
- 感想投稿日 : 2014年3月5日
- 読了日 : 2014年3月5日
- 本棚登録日 : 2011年9月15日
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