溺れるように読んだ。破滅していきながらもまだ自分の足で立っているミチルがすごく好きです。
女の子に優しいたらしの王子さま、舞台では毅然とした女王さま、ひとりになると寂しさを抱えたお姫さまのようで、見ていて胸がざわつきます。作中でミチルは少女のなんたるかを語っていますが、王子さまで女王さまでお姫さまなミチルこそ、本物の少女な気がします。
由紀さんへの独白と、トオルの告白の台詞が重なるようで切ない。決断せざるを得なかった、ぎりぎりに立っていたトオルも好きです。
続きがあるそうで、早くミチルに会いたい
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BLじゃないやつ
- 感想投稿日 : 2012年11月9日
- 読了日 : 2012年11月9日
- 本棚登録日 : 2012年11月9日
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