生き抜くための整体: カラダとココロのゆるめ方 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社 (2014年9月16日発売)
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本棚登録 : 130
感想 : 12

最近ヨガやピラティスをやっているので、呼吸や身体の微かな動きの説明は腑に落ちるけど、ここまで細かいだなんて。これを14歳に理解しろというのは無理なんじゃないのかな?14歳の自分に読ませてみたい。

老成した子になりそうだけど、その一人一人に最適の道を見つけやすくなるかも。
読んでおきたかったかもな。

以下、良かった箇所を引用します。他にも良いところはたくさんあったけど、一部分。

完璧よりも今ひとつの手応えがいい
 本当の集中では、むしろ手応えのない静かな感触があるのです。すごく切れる包丁が「載せただけですっと切れる」感覚。何かが最適なタイミングで最適に動くとき、滑らかで抵抗感がないのです。
 深い・・。

よくいきる、とは。
様々な問題に行き当たった時に一番大切なのは呼吸が深いことです。息を詰めないで息を吐ききること。吐く息と吸う息の間がゆったりと滑らかになっていること。それは、静かに「今、目の前」を見ている状態です。

今、できることに思い切り集中して、思い切り休む。
ぎゅっと縮んでふわーっとゆるむ。心の底から、腹の底から湧いてくる力で生きる。身体で考えて、身体が決断する。
よく遊びよく眠ること。
それを意識するだけで生きやすくなってきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年2月13日
読了日 : 2017年2月13日
本棚登録日 : 2017年2月13日

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