人間関係をネガティブ - ポジティブ/自立 - 依存の2要素の組み合わせ4パターンに分け、2人の人間がいれば、必ず対角の象限に分かれて立ち位置が決まる…という考え方で、起こりがちな対人関係のクセや問題を解き明かす。この理論のミソは、4つのタイプは個人の「性格」ではなく、「人間関係の立ち位置」の分類であって、時と場合、相手との相性によって替わることがある、というところ。
作者の実体験をもとに小説風に書いている「人生の成功」についての物語の人間関係編、らしいが、確かに思い当たる節・人がたくさん浮かぶ。対人関係のクセは誰にでもあるけれど、ゆらぎや人の多面性を説明するのに、シンプルながら説得力はある気がする理論。
とはいえ、なかなか対人関係のクセに自分で気づくのは難しいものです。ましてや修正するのは・・・。
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- 感想投稿日 : 2012年8月10日
- 読了日 : 2012年7月15日
- 本棚登録日 : 2012年8月10日
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