風と木の詩 1 (中公文庫 コミック版 た 1-24)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年7月1日発売)
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本棚登録 : 523
感想 : 76
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BLの原点と言われ名作と名高い作品だけに、前から気になってはいたのだけれど、今回やっと手に取った。・・・驚いた。内容の苛烈さに。これを少女に読ませるとか、刺激が強すぎませんか。この時代の少女漫画どうなってたんだ。とにかくイタイ。少年の潔癖さとか、肉欲に振り回される戸惑いとか、内面をえぐりまくっていて、これを幼少期に読んでいたら、その後の嗜好に大変な影響を受けかねない。

何故かこの本は1巻読み切りだと思い込んでいたため、2巻に続くのみならず、全15巻の長編だったことにも(勝手に)驚いた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2017年6月7日
読了日 : 2017年6月7日
本棚登録日 : 2017年6月7日

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