カイ王子の学園時代の話がメインではあるけれど、巻末の子供時代の小話に注目したい。リヒトが病弱だった時代の兄弟のほっこり話だけど、よくよく考えると、そもそも5男と一番年下である上に、病弱ってことは、リヒトは跡取りとしてはすごく期待されずに育ったんだろうなぁ、と。しかも、4男ほどバカではないとはいえ、取り立てて秀でたところがあるわけでもなく、コミュ力ある現実的な男の子に育ったのも納得。みな等しく王位を目指してハイネ先生の元で頑張ってるけど、リヒトは自分が王位を継ぐ可能性はほぼないと理解してるんだろうなぁ…。(そこがスキ)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2017年9月20日
- 読了日 : 2017年9月20日
- 本棚登録日 : 2017年9月20日
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