静けさがこんなに怖いものだったとは。「ビデオによる呪い」という、いかにも斬新な原作を監督、中田秀夫は映像でうまく表現している。特にあのラストの貞子登場シーンは原作には無いものの、私にとっては衝撃的であり、かつ名シーンである。貞子という今作で最も中心的な人物をギリギリまで見せず、最後に誰も想像しえなかった方法で登場させる、その演出。いやはや凄い。原作を既読の方々はきっと驚いたことだろう。だって貞子が登場するんだもの。この演出を思いついた人はエライ!!
本物のJホラーを観た気がした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2020年12月29日
- 読了日 : 2007年5月1日
- 本棚登録日 : 2020年12月29日
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