短編集。最初の話がだいぶ硬派だったので全編こんな感じでいくのかと思っていたが後半は日常の謎(といっても図書館がメインだけど)だったのでその緩急が良かった。謎としては分かったものと分からなかったものとが半々といった感じ。気に入ったのは「黒衣の家」「カニバリズム小論」かな。特に「カニバリズム小論」は謎よりも全体のオチの部分がありきたりとはいえ好き。
読書状況:読み終わった
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法月綸太郎
- 感想投稿日 : 2019年10月5日
- 読了日 : 2019年8月19日
- 本棚登録日 : 2019年7月12日
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