市立高校シリーズ第六弾。今回は短編集。短編集なためどの事件も全体的に小粒ではあるが似鳥鶏らしい毒と甘さは効いている。特に葉山家の秘密がちょっとわかる「優しくもないし健気でもない」ではそれが顕著だった。一話目の頃の葉山くんと最終話の葉山くんではやはり違いというのか成長しているというのがよくわかる一冊だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
似鳥鶏
- 感想投稿日 : 2021年6月17日
- 読了日 : 2021年6月17日
- 本棚登録日 : 2019年12月8日
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