トマスピケティの21世紀の資本の解説本。
60分で分からせるために、非常に内容が薄いのだが、それでも直近は経済成長による賃金上昇よりも資産価値の向上のほうが大きく、資産の多い富裕層がより豊かになるという主要論点が理解できた。
特に、アメリカにおける所得税の累進課税が最高でも30%程度になったことから、アメリカ企業の役員の年収に歯止めが掛からなくなり、またそうであるにも関わらず多くの先進国における資本が減少しているということから、タックスヘイブンへの資金流入が明らかになり、従って国際的な累進課税の富裕税の必要であるという主張も理解できた。
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- 感想投稿日 : 2021年2月18日
- 読了日 : 2021年2月18日
- 本棚登録日 : 2021年2月18日
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