アルモニカ・ディアボリカ (ミステリ・ワールド)

著者 :
  • 早川書房 (2013年12月19日発売)
4.06
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本棚登録 : 745
感想 : 111
4

※ネタバレ含みます注意!




おっおっおっ……そうだった、皆川先生の話はこういう感じだった……
切なすぎる。
前作の最後でいなくなった二人が幸福になっていたらいいなと思って読んだのですが。悲しかった。
ナイジェル。苦労したのだから幸せになって欲しかった。
ナイジェルの遺体が出た時も、どうかどうかどんでん返しがあって、実は生きていました!ってなるのを期待していました……切ねええええエドなんでナイジェルを手放した!もう、もう、最後の一行が切なすぎて身を切るように痛い。なのに、面白かったのです。文章は綺麗だったのです。読まなければ良かったという気持ちと読んで良かったという気持ちがぐっちゃぐちゃです……
☆五つにしたかったのですが悲しい結末だったので☆減らしました。うう。
他の方の感想を見ていて、確かにアルとクラレンスとベンにもう少し個性があったら楽しかったなあと思いました。
人間が多すぎて混乱したのも事実です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年10月17日
読了日 : 2014年10月17日
本棚登録日 : 2014年10月14日

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