無花果の実のなるころに

著者 :
  • 東京創元社 (2011年2月24日発売)
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本棚登録 : 477
感想 : 100
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神楽坂でおばあちゃんと暮らす中2の少年。
元芸妓のお蔦さんはなかなかの推理力。
謎の解明も鮮やかだけど
これは、解いていく内容的には中学生にはビターな感じ。
特に「果てしのない嘘」なんて、14歳の少年か負うには相当な重さ。たけども、自分でどうするか、選ばせる当たり、お蔦さんエライ。こういうとき大人って、選んで欲しい方へなにげに誘導したりするんだよね。
出てくる子がいい子達で良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 西條奈加
感想投稿日 : 2011年10月24日
読了日 : 2011年10月24日
本棚登録日 : 2011年10月24日

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