まだ、メールがなかった頃私は、結構筆まめだった。
常に、絵はがきと切手を持ち歩き、
何でもないことを書いてはポストに投函。
私の突然の便りにも、返事を返してくれる人がほとんどだった。
内容は、どうでもいいことだったように思う。
思い出せもしないし。
今、ポストカードカフェがあったなら、きっと私は絵はがきを送る。いつか、そこを訪れる自分のために。
やさしいけれど、意外とやさしくないことを突きつけられてる、
そういうお話。現実にも、容赦ないことは多いけれど、救われることも多いものな。そのバランスで生きてるのかも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・作家MS
- 感想投稿日 : 2012年4月5日
- 読了日 : 2012年4月4日
- 本棚登録日 : 2012年4月4日
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