ものすごく気分の悪くなる小説です。
読後感もそれほど良くはないのですが、この小説はそれでよいのだと思いますし、気分が悪いのに最後まで読んだ私がいます。
いろいろと考えさせられる小説でしたし、これを書いた人すごいなと正直に思いました。
あとがきを読むと実際にあった問題を題材にはしているものの内容は完全なるフィクションとなっていました。
本小説は、神立美咲さんという女性と、竹内つばさくんという男性の視点で物語の序盤は進んでいきますが、途中からは2人以外の視点も入り、進行していきます。
最後は、そうなのかーという感じです。
被害者にも加害者にも感情移入出来ませんでしたが、登場人物たちが本当にこの世にいるとしたら、この後の人生どうなっているのだろうと思ってしまいます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月25日
- 読了日 : 2022年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年2月25日
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