あまりに私の期待が高くなりすぎたのでしょう。正直微妙でした。
1話目の「クローバー」が良かっただけに、10巻のように良い巻かなぁと思ったんですが、次の「海との結婚」は私の苦手な恋愛がらみの話ですし、「ケット・シー」「休日」も今までの話と比べると微妙です。最後の「黄昏時」ですが、いくら才能があるからってシングル昇格試験と同じ試験内容でいっきにプリマ昇格はないでしょう。灯里達はシングルにするのが早すぎましたが、アリスはシングルにするタイミング逃しちゃったんですかねぇ。
不満ばっかり書きましたが、以下良かった点
「クローバー」
藍華は晃のことを本当に大切に思ってるんですね。こんな風に他人が自分のことを思ってくれたら幸せだろうなぁ。
「黄昏時」
不満も大きかった話ですが、感動も大きかったのも事実です。何より感動したのはP146の笑顔だなぁ。心からお客のことを思って出ているのが伝わってくる。私がアリスが好きなのは、人付き合いが苦手で、周りから少し変人扱いされている所に共感しているからなんですよね。そのアリスが今回、こんなに成長した姿を見て、うれしく思う反面、「置いて行かれた」と思ったのが、こんなにも不満に思う原因かもしれません。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年10月16日
- 読了日 : 2013年10月13日
- 本棚登録日 : 2013年10月16日
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