面白く読んだ。
人間が何かをする時の脳の働きは「思考」「感情」「伝達」「理解」「運動」「聴覚」「視覚」「記憶」のいずれか、あるいは複数の組み合わせに分類できるという。そして、それぞれの働きを脳のどの部分が司っているのかが、MRIを用いた研究で明らかにされているらしい。
人と話す仕事をする人は「伝達」が、研究する人は「記憶」の能力が発達するなど、社会人になると普段使う部分は強化されるが、使わない部分は劣化していき、脳の使い方・物の考え方に「くせ」ができてしまうそうだ。人間の脳は何歳になっても鍛えることが可能なので、普段使わない部分の脳を鍛えていくことで、バランスのよい脳の使い方ができるようになるそうだ。
脳の各部分を鍛える66のトレーニング方法が載っている。日々の生活に意識的に取り入れてみたい。
新しい自分を発見できるか、楽しみだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
脳科学
- 感想投稿日 : 2015年9月7日
- 読了日 : 2015年9月7日
- 本棚登録日 : 2015年9月7日
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