とても勉強になった。今まで生活保護に関してはとても偏った知識しかなく、偏見で凝り固まっていたが、この本を読んで視野がとても広がった。価値観が変わったし、やはり無知とは恥ずべきものだと思った。不正受給の実態なんて、生活保護のシステムを知ったらごく僅かだし、大半が明日生きられるかの瀬戸際の中で、メディアが取り上げるのは生活保護でパチンコなど大衆を煽りやすいネタばかりだ。もっと真剣に生活保護の実態を知りたいと思ったし、伝えなくてはならない。なぜならこのシステムがセーフティネットと呼ばれるように我々国民の命を守る、生と死の境目の合法的な方法の最後の砦だからである。
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- 感想投稿日 : 2017年2月14日
- 読了日 : 2017年2月14日
- 本棚登録日 : 2015年9月7日
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