春から教師になる身として、心に刻みつけておきたい言葉だらけだった。
図書館で借りて読んだ本だったけど、常に傍らに置いておきたいと思う本だ。読みやすかった。
「子どもと同じ世界にいない教師は、まず「先生」としては失格だと思います。…研究の苦しみと喜びを身をもって知り、味わっている人は、いくつになっても青年であり、子どもの友であると思います」
「「先生」というのは敬語です。ですから、それに足るだけの人になっていかなくてはならない。教室とは、そういうこわい世界ですし、教師という職業は、その意味で非常にこわい職業、自分に対して非常なきびしさのいる職業だと思います」
「私たち教師は、人間の力、人のよさ、子どもへの愛情、そういうものに自信をもち過ぎないで、そういったことはあたりまえというふうに考えて、教師でないとできない、といった技術をじゅうぶんに練りたいものです」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月11日
- 読了日 : 2023年2月11日
- 本棚登録日 : 2023年1月26日
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