機長、究極の決断 (静山社文庫)

  • 静山社 (2011年1月6日発売)
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本棚登録 : 104
感想 : 11
5

神業!!緊急事態の中で,何一つミスのない完璧な操縦。

機長をはじめ,全員のチームワークがあってからこそ成し遂げられた業。

序盤の機長の生い立ちはちょっと退屈だと思ったが,それも208秒間の即決につながっていると思うと興味深い。
本の構成もドラマティックになっている。208秒間のできごとを機長の経験や過去の事故事例等を紹介して,なにが行われているのかを解説してくれている。

翻訳も航空業界専門家なのか,非常に読みやすいし,日本語で読んでも感動できる数少ない名著だと思う。

メイデン!メイデン!メイデン!
これからは,もっと気を付けて飛行機に乗るようにしよう。そして客室乗務員もかっこいい。。

本書を読んだ後にYOUTUBEで機長と管制官との通信を記録したボイスレコーダーや実際の着水映像をみたけど,本当に感動します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年10月31日
読了日 : 2011年10月31日
本棚登録日 : 2011年10月25日

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