ボクたちに殺されるいのち (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社 (2010年11月11日発売)
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本棚登録 : 80
感想 : 14
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教室図書に加えようと購入。
大人の私が読んでも、いのちについていろいろ考えさせられた。
ある動物愛護センター職員さんが著者に語った
「飼い主は、自分の手で殺すことができないから、センターに持ってくるわけですよね。死ぬ瞬間が見たくないから、他人の手で殺してほしいなんて。本当は『自分で殺して、自分の庭に埋めろよ』といいたいですよ」
という言葉が心に残る。
中国での犬の食肉の話などから、いのちをいただくことを考える「食育」のこと、愛護センターの犬を総合教育の一環として学校で飼えないか?などの話も興味深かった。
中学生向けに書かれているのでとても読みやすく、1日で読めた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: いろいろ
感想投稿日 : 2012年1月24日
読了日 : 2012年1月24日
本棚登録日 : 2012年1月24日

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