自警団やら自主的真似っ子ヒーローが出てくるのは話の流れ上理解できるけれども、逆に通常一般の警察、警官たちが動かなさすぎなのではないか、と思った。
警察署らしき社屋内でテレビの前に腰掛けてニュースを視る警官は映っても、テレビを観ているばかりで現場に急行しようという気配が見えない。それどころか椅子から立ち上がろうともしない。組織とワイロで繋がっている奴はそれもそうだろうが、恐らくそんなではないと思われるやつまで、警察らしく働いている姿がまったく出てこない。街の風景の中、出てきてしかるべき場面にも出てこない。そりゃ民間ヒーローが必要にもなるわけだ。
きっとこの作品世界の中の警察というのは、街の警備・監視を仕事とする職業ではないんだろうなと、途中からはそんなふうに考えて観ていた。
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- 感想投稿日 : 2018年9月18日
- 読了日 : 2014年4月29日
- 本棚登録日 : 2018年9月18日
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