これも一気読み。本当は一緒に購入した『平安男子の元気な生活』の方が先行みたいだけど、明日の『光る君へ』に清少納言の有名なシーン(香炉峰の雪)が出るらしいので、こちらを先に読まずにはいられなかった。
『平安女子…』と同様の超現代的表現による、川村先生の語り口は、本当に軽快!逆に、こういう表現に慣れてない方々にはちょっと眉を顰められるくらい⁇昔「桃尻版 枕草子」が当時の若者であったはずの自分にはちょっと苦手だったので、今の若い人でも苦手な人はいるかもね。
道綱母と清少納言のあたりで、一瞬、大石静さんもこの本読んでないか…と思ってしまったけど、発行がかなり最近なのでそれはないかな? ただ、参考文献に上げられてる物のどれかは読んでおられたりするかもしれない。
大河によるブーム、言葉の鮮度という点からも、今、まさに若い人に読んでほしい1冊。あ、そのノリについていける大人も。
ちなみに「大人になったら読んでくださいね」という読書案内(?)が何ヶ所かあり、「これはもう、しっかり大人な自分は早いとこ読まなきゃいけないな」と思った次第。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月20日
- 読了日 : 2024年4月20日
- 本棚登録日 : 2024年4月20日
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