「家康、江戸を建てる」を読み、面白かったのでこちらも手にとってみた。
辰野金吾の建築家人生を描いた物語。
大名屋敷だらけだった江戸の町を西洋建築中心の"東京"にする、その礎を作った苦労が伝わってきた。
それと、下級武士出身の辰野の向上心(良くも悪くも)も描かれていた。
師であるジョサイア・コンドルもなかなか魅力的に描かれている。
日銀本店と東京駅建設の話が主になっているが、この物語を読んで辰野金吾という人物に興味がわいたので評伝本でも読んでみようと思う。
読書状況:読み終わった
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勉強になった(読後)
- 感想投稿日 : 2021年7月13日
- 読了日 : 2021年7月1日
- 本棚登録日 : 2021年5月16日
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