食の歴史――人類はこれまで何を食べてきたのか

  • プレジデント社 (2020年2月27日発売)
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『絶滅危惧職』と内容は結構似ているが、こちらは特定の食物などに言及しているわけではなく、歴史から現代、未来に至るまでの幅広い話がある。

特にここ200年くらいの近代から急激にフードシステムが変わってきたこと(人口増加や地政学の影響が大きい)や、食べることに対する意識の変化がとても興味深いと思う(自分が今その時代に生きているという点も含めて)。そして今はそれを見直したりする揺り戻しの時代に突入するか、まださらに今の延長線上の世界線を進むかの分水嶺だと思う。

第11章だけでも読むと自分の食生活やフードシステムについて再考するきっかけになるかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年6月23日
読了日 : 2023年6月23日
本棚登録日 : 2023年3月3日

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