新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版 (2011年10月6日発売)
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感想 : 30
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アーネスト・ゲルナーが定義するナショナリズムを基本に,その歴史的な意義と機能を明らかにする書籍。

ウヨクやホシュハを擁護するものではない。
そのことは、以下によく表れている。

「私がナショナリズムを肯定するのは,基本的に『国家は国民のために存在すべきであり,国民の生活を保障すべきである』と考えるところまでだ。もしナショナリズムが『日本人』というアイデンティティのシェーマ(図式)を活性化させて『非日本人』を差別したり『日本的でないもの』を排除しようとするなら,私はそのナショナリズムを明確に否定する。」(29頁)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治哲学
感想投稿日 : 2015年1月4日
読了日 : 2015年1月4日
本棚登録日 : 2015年1月4日

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