なぜ、そこに存在しているのか。
自分は一体、どこから来たのか。どこへ行こうとしているのか。
まるで禅問答のような世界。バーチャルの世界と現実の世界を行き来して、過去を改変して恋人を救おうとする主人公の男。聞こえはいいが、著書に出てくる殆どの人物が自己中心的すぎ。
結末は、そんな自己中心的な行動を繰り返した結果のような気がしてならない。愛の末路だという受け取り方もあるので、感じ方は個人差があると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
桜井亜美
- 感想投稿日 : 2011年12月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年12月6日
みんなの感想をみる