三国志 8(完訳) (岩波文庫 赤 12-8)

  • 岩波書店 (1988年7月7日発売)
3.97
  • (13)
  • (4)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 10
3

第106回「公孫淵 兵敗れて襄平に死し 司馬懿 病を詐りて曹爽を賺く」から第120回「杜預を薦めて 老将新しき謀りごとを献じ 孫皓を降らしめて三分一統に帰す」まで。

僕にとっては後半の巻になるほど面白くなってきたような気がする。よく知らなかった、ということもあるのかもしれないが。

孔明亡き後の8巻は誰が物語を動かすのか・・・と思っていたが、姜維と鄧艾・鍾会の動向が起動力になっていた。姜維の北伐から蜀の滅亡に至るまでの物語は意外に面白く、もう少し詳しくてもよいのではないかと思うくらいであった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年3月23日
読了日 : 2016年3月23日
本棚登録日 : 2016年3月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする