最近,出版された同著者の本が気になったので,地元の図書館に出向いてみると,本書があったので,まずはそれを手に取ってみた。
鳥と人との関係ならなんでも取り扱う…というスタンスで,神話から絶滅まで,いろんな世界を扱っている。それも世界全体から情報を集めていて,その情報量はすごいと思う。ちょっと欲張った感のある本だが,これを読んで気になる人は,その分野に関する専門書なりを開けばいいだろう。
例えば,鳥が出てくるクラシックの楽曲の話が出てくるのだが,これだって,ネットを使って聞いてみることで,より,鳥と人との繋がりが見えてくるのではないかと思う。だからといって,今のわたしには,そこまでやる気はないけれども。
また,例えば,人が直接,間接に絶滅に関わった鳥たちの姿を見たかったら,ウィキペディアで検索してみるのもいいだろう。こちらの方は,本に出てきた鳥の何種類かは検索して画像を見てみた。
あっちもこっちもそっちも…ということで,情報過多,表面をなぞっただけ…とも言えるかも知れないけれども,「鳥と人と文化」が気になっている人への入門書と捉えたい。
著者・細川博昭氏の本棚には,それこそ,取りに関する大量の本が並んでいるんだろうな。そんな本棚を覗いてみたいものだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
動物・植物
- 感想投稿日 : 2023年8月31日
- 読了日 : 2023年8月31日
- 本棚登録日 : 2023年8月31日
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