はっきり言って,電子書籍で買う本ではありません。
特に,Kindlewhiteしか持っていない方は,買わない方がいいです。
本書は,「図解」と大きくあるように,「文章→図」という組み合わせて,資本論のエキスの説明があります。で,著者は,「どんなことも図解する」ことに意義を見いだしている人らしく,図がしっかり見えないと,本書を購入する意味がないのです。
Kindlewhiteの大きさと白黒の世界では,残念ながら,この本のウリである「図」を読み取ることはできません。
だから,紙媒体の方を購入した方がいいです。
ただし,他に,タブレットなどを購入されている方は,大丈夫です。わたしも,そっちも持っていたので,タブレットで読みました。
内容は,労働と労働力や剰余価値の話など,資本論(第1巻)の基礎・基本がしっかりわかります。ほんと,初歩の初歩ですので,これから「資本論にはどんなことが書かれているのかなあ」と勉強してみようというかたには,お薦めです。紙媒体で…です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会の科学
- 感想投稿日 : 2015年1月22日
- 読了日 : 2015年1月22日
- 本棚登録日 : 2015年1月22日
みんなの感想をみる