星を掬う (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社 (2021年10月18日発売)
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感想 : 901
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「星を掬う」
タイトルがとてもいい。
最後の章がとても良かった。

だけどいくらなんでも千鶴が卑屈すぎる。
どんな境遇でも自分の考え方次第で人生は良くも悪くもなるんだ。
「あたしの人生は、あたしのものだ。誰かの悪意を引きずって人生を疎かにしちゃ、だめだ」
やっと前を向けるようになった時はほっとした。

本筋とは関係ないが、「52」と「クジラ」というワードが出てきてめちゃくちゃテンションあがってしまった。こういう登場のさせ方もあるのかー!と嬉しくなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年6月5日
読了日 : 2022年6月5日
本棚登録日 : 2022年6月5日

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