アンゴルモア 元寇合戦記 (1) (カドカワコミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2015年2月7日発売)
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感想 : 28

押し寄せる蒙古軍の最前線となった対馬国。北条家の内紛に巻き込まれ流人となった元御家人朽井迅三郎は、他の流人と共に対馬国に送致され蒙古軍と戦うことを強いられる。地頭の宗氏一族は寡兵にかかわらず善戦するも宗助国・右馬次郎父子は討ち死に、義経流兵法に長けた迅三郎が実質的に対馬勢の指揮を執ることになる。彼は、古代防人の末裔である刀伊祓衆、彼らが奉ずる寿永帝(100歳の安徳天皇!)の助力を得、大将軍少弐景資と約束した7日後の来援まで対馬を死守しようとする。歴史的には対馬国は完膚なきまでに蹂躙されてしまうわけだが、蒙古軍が対馬国を退去(通過)するまで迅三郎がどのように対馬国を「護る」ことになるのか、興味は尽きない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2016年8月20日
読了日 : 2016年7月31日
本棚登録日 : 2016年8月3日

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