MUJIN -無尽- 1巻 (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社 (2015年2月28日発売)
4.07
  • (16)
  • (29)
  • (9)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 248
感想 : 19

岡田屋作品を読むのは『ひらひら国芳一門浮世譚』に続いて二作目。江戸練武館の心刀形流宗家に生まれ、旗本として新政府軍と戦い五稜郭で自栽した伊庭八郎の生涯を描く。巻之一は、新政府軍を迎撃し左腕を失った箱根山崎の戦いに始まり、そこから病弱で本の虫であった幼少期に遡る。多感な少年期を過ごしようやく心体ともに充実、剣への道を志し父軍兵衛の背を追って稽古に明け暮れる八郎。ところが、その父が病で突然この世を去る。時は安政5年。大老井伊直弼が日米修好通商条約に調印し、安政の大獄が始まる年であった。次巻が楽しみだ…と言ってる時点でもう巻之五まで刊行されているわけで、早速買ってこよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2019年2月10日
読了日 : 2019年2月3日
本棚登録日 : 2019年2月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする