獅子の座―足利義満伝 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年10月11日発売)
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感想 : 10
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室町幕府三代将軍、義満の物語。生まれた頃は南北朝や政権争いで戦が絶えない時代。子どもが生まれ亡くなったばかりの細川頼之の妻・玉子を乳母に迎える。戦を逃れて、玉子が義満を守り、備前(岡山)の赤松家へ。当時は、乳母から離れられなかったという。そんな義満も成人し、政争の中をくぐりぬけていく。その逞しく、あるときにはずるがしこくもある立ち回りが面白い。少しは真似をしたい。今は社内で漂う身。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2014年11月21日
読了日 : 2014年11月21日
本棚登録日 : 2014年10月7日

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