句点で区切られない一つの文章の地の文と鉤括弧で区切られない二人の会話が区別なく書かれているのがするすると流れるように耳に入り、まるでゆるーい坂を漕がずに自転車で降りていくような、スピードは上がらないけど止まるわけでもない風で、話は筋は切なすぎるけど、それがよかった。
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- 感想投稿日 : 2016年2月9日
- 読了日 : 2016年2月9日
- 本棚登録日 : 2016年2月5日
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