最新! 腸内細菌を味方につける30の方法 - 健康・長寿・美容のカギは腸内フローラと腸内細菌! - (ワニブックスPLUS新書)
- ワニブックス (2015年8月22日発売)
いい本だった。
かなり勉強になった。
藤田先生の本は他にも読み漁りたい。
「食物繊維の重要性」
食物繊維はかつて食べ物のカスと言われていたが、今では第6の栄養素と言われいて無くてはならない存在。
食物繊維は腸内細菌の最良のエサで、短鎖脂肪酸などの成分を作り出し、同時に腸内細菌の仲間を増やす。
イメージとしては、食物繊維が腸内細菌を活性化させ、栄養素の吸収率や排泄力を上げてくれる。
「腸内細菌達が優等生になるか不良になるかに分かれる食べ物」
優等生になるのが、水溶性食物繊維で、豆類、海藻類、野菜類、芋類、豆類、果物など。
不良になり悪さをする様になるのが、高糖質、高脂肪、低食物繊維といった類。
腸内細菌は優等生にしておきたい。
「幸せホルモンのセロトニンとドーパミンを減らしてしまう状況とは」
セロトニンとドーパミンの原料となる前駆体は腸で作られているので、腸内環境が良くないと、リラックス作用をもたらすセロトニン、やる気を起こす作用のドーパミンなどの放出が少なくなる。
「水分不足が脳に与える影響」
体内の水分量が1〜2%減るだけで脳の意識レベルが低下する。
加齢によって喉の渇きを感じる能力が衰えてしまうので、意識的に摂る様にしなければならない年頃な自分です。
因みに水道水には塩素が含まれていて、腸内細菌にダメージを与え活性酸素を増やしてしまうのでご了承あれ。
「乳酸菌が特に好むのがオリゴ糖」
オリゴ糖を摂取すると腸内のビフィズス菌が増える。
しかし摂取をやめると減ってしまうので、オリゴ糖は毎日摂りたい。
オリゴ糖が豊富に含有されている食品は、豆類、ゴボウ、玉ねぎなど。
オリゴ糖製品もいいけど、不純物が入っていない物を選びたい。
- 感想投稿日 : 2017年2月28日
- 読了日 : 2017年2月28日
- 本棚登録日 : 2017年2月27日
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