遍歴職人ティル・オイレンシュピーゲルが雇い主の親方や領主を痛快にやり込める。そのやり方があまりに強烈で、読んでるこっちが「ちょっと、ちょっと、そこまでやっちゃっていいの?!」と心配になるくらい。むしろやられた方に同情か。話のむちゃくちゃさで笑い、解説の奥深さで唸らされる。1冊で2度おいしい本。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年9月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年9月30日
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