これもまた、日本の児童文学では珍しく私がはまったシリーズ。ファンタジーに分類されるのかもしれないが、凝ったディティールには地に足の着いたリアリティーがあり、文体にも「どうせ子どもの読み物だから」という甘さは感じられない。「作り話をいかにも本当のように書」いているのか、「本当のことを作り事のように書」いているのか、判然としないところもツボ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年10月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年10月13日
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