1分を超える情報は無駄な物が付いている思うべき。
本当に必要な情報は1分で伝えられる。
という内容。
以下メモ。
伝える為に必要な事は2点
1、聞き手にビジュアル的なイメージを伝える事
言語によって喚起されたイメージが共有されると興奮が生まれる。
2、経験喚起力
聞き手がどのような経験を持っているかを想定し、それを思い起こさせるような話しをする
その為には共有性の高い情報が必要。ドラマのシナリオが定番なのも
上記が満たされると情報の定着率が非常にあがる。
1分で話しきるにはどこで途切れても良いように完全に構造化が出来ている必要がある。
キャッチとかフックになるものは、読み手の経験にリンクさせられる必要がある。
1文でのコンセプトの説明にはそれが必要。
人の話しに反論や文句を言いたくなるときは、デメリットに対する検討が不十分な場合が多い。それをケアできている事が良い説明の条件。
例:1分で教える
1、現状認識をさせる。
自分の現状に気づかないと変えられない。気づいていない人は多い。
2、上達する為のトレーニングメニューを作る。
短いフレーズで常に確認できるように。
3、ゴールを明確に提示する。
成功例を伝えて、出来るようになればどうなるのかを伝える。
人の話しを聞くときは、相手の内容ではなく、自分の質問をメモしておく。
相変わらず齋藤先生の本は圧倒的に読みやすい。
ただ、SNSを含め趣味の近い人同士が集まりやすくなっている現代において、経験喚起をさせられるコンテンツは構造的にどんどん難しくなっているのではないでしょうか?
同じ経験喚起が出来る層がクラスタ化しやすい中、クラスタ外の人に伝えられる普遍性の高いネタはかなり意識して準備しないといけないのでしょうね。
- 感想投稿日 : 2013年1月1日
- 読了日 : 2013年1月1日
- 本棚登録日 : 2013年1月1日
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