「お金持ち」ではなく、「時間持ち」になる事を勧めていましたが、とても難しいことだと思う。
なぜならば、そんな思考転換をする余裕がないからだ。
私のような平民は日々の生活に追われているからだ。
生活スタイルが変わるにつれ、日本人はスローライフを捨てて
しまい、崩壊的な慌ただしい生活を続け嘆き、古き良き時代が
望ましかったと振り返る事はあるものの、革命のような大きな変化がない限り、スローライフを取り戻す事は出来ない現状がある。
作者のような生活基盤がしっかりしているか、信仰深い信者でない限り、作者の声は届かないかと感じたが、無宗教の私にもこの本は素直に読めた。
その理由は、仕事が嫌いな私の生き方を後押ししてくれるような、「労働懲罰説」の説明があったからだ。
この本を読むまで、キリスト教が仕事に対して否定的だということを知り感動した。そして「般若」の意味(少しの損をする事)を知り勉強になった。
読書状況:読み終わった
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ノウハウ
- 感想投稿日 : 2011年6月14日
- 読了日 : 2011年6月14日
- 本棚登録日 : 2011年5月29日
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