直江兼続 (学研M文庫)

著者 :
  • 学習研究社 (2004年11月10日発売)
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■見所:直江状

■内容:言わずと知れた、上杉景勝の後見役。
    上杉謙信から軍師として育て上げられる。

    景勝、兼継を慕い、バサラ者、歌舞伎者等の剣豪の士が家臣団に集まる。
    <バサラ者一覧>
    1.前田慶次郎(前田家家臣。信長から器量を認められるも、出奔。景勝に仕える。)
    2.上泉泰綱(会津一刀流の祖。上泉信綱の子とか弟とか言われている。)
    3.車丹波
    4.岡左内(通称:銭の亡者。元、蒲生氏郷の家臣)
    5.その他のバサラ者→水野藤兵衛、韮塚右衛門、宇佐美弥五右衛門、藤田右衛門。

    直江状により、関ヶ原の合戦が起こる。

    しかし、肝心の上杉軍は、北の最上軍、伊達軍への備えをしなければならず、
    家康の居城、江戸城に攻め寄せることが出来なかった。
    また、家康が結城秀康(熱血漢)を上杉対策として、関東に残していったのが吉と出た。

    上杉は動きままならず、関ヶ原の戦いを終える。

    戦後処理で、米沢に移封。
    米沢で生涯を閉じる。(享年 60歳)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2009年6月1日
読了日 : 2011年5月3日
本棚登録日 : 2009年6月1日

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