前から気になっていた、古武術を応用した身体の使い方について書かれた本。ハウツー本ではなくて、一部ハウツーもあるが、どちらかというと実例を通じて思想や考え方を伝えている本。
ハウツーについては、正直読んだだけではよくわからない。階段を上るときとか、モノを持ち上げるときなどに少し工夫できるかなと思うが、写真を通じて見様見真似でやってみるしかないため、結局はよくわからない。自分の身体を通じて実践していくしかないのだろう。
いくつかなるほど、と思う点があった。主にスポーツなどで体の使いすぎで故障してしまうというのは、実は体の使い方に問題があるのではと考える点はなるほどと思った。当たり前だと思っているからだの使い方に、疑問を投げかけている。
個人的には、赤ん坊をラクに抱えたり、ラクに速く歩けたり、重いものを軽々と持ち上げるなど、日常生活にいろいろと応用できそうな技があるので、ぜひ学んでみたいと思っている。
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- 感想投稿日 : 2006年7月16日
- 本棚登録日 : 2006年7月16日
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