1965年第11回江戸川乱歩賞受賞作。
何かのひらめきで事件が一気に進むというのではなく、一つ一つ地味に潰していく推理小説の本格派という感じがする。事件自体は複雑なものではないが、その背景にある社会問題は現代でも起こりうるものではないかと思う。作品自体は約60年ほど前の作品なので古い印象を拭えないが、現代にも通じる部分は十分にあり楽しめる作品に思う。
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- 感想投稿日 : 2022年10月17日
- 読了日 : 2022年10月17日
- 本棚登録日 : 2022年10月14日
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