男の作家さんが書いたと思えない、女子の複雑な感情が描かれています。
倫子と花蓮の会話の描写が非常に多く、そこから映し出される二人の性格の違いもおもしろい。スーパーウーマン白戸の奥さんに、変わり者岩子さんのキャラクターも華を添える感じです。
何故結婚できたかの岩子さんの回答が奮っている。そして色々もやもやしすぎたあまり倫子がとってしまう行動にちょっと笑ってしまう(ポスターとか)。けど、同年代女子なら似たようなことをした経験の人もいるのでは。
倫子は素直な人なんやろうなあ。終わりは突拍子ないてすが、それも彼女の素直さの表れかも。倫子の人生に幸あれ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月2日
- 読了日 : 2019年2月2日
- 本棚登録日 : 2019年2月2日
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