性風俗に関する法律、歴史、経営、最低限の知識とともに、現在の性風俗を取り巻く現状について非常に興味深い見解とともに展開されている。「もうそろそろ建前での議論をやめて、性風俗業は社会にとって必要であり、あること自体を当然と考えた方がいい。そのような認識が浸透し、現実的な議論が進むことで、安全な環境の下で安心して働けるという風俗嬢たちの最低限の権利が一日も早く実現することを願う。」と締めくくられている通り、アンダーグランドであるものをないものとして排除するリスクを考えさせられる。
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カテゴリ:
ルポタージュ
- 感想投稿日 : 2015年3月30日
- 読了日 : 2015年3月30日
- 本棚登録日 : 2015年3月30日
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