主人公は『竜の歌』『竜の歌うたい』で脇を務めたボーイソプラノの歌い手ピイマア。
あのいたずらっ子も十代の半ばを過ぎ、とうとう声変わりの時がやってくる。ソプラノの出なくなった歌い手は、もう竪琴師の工舎には必要ない。
アイデンティティの危機(?)を迎えたピイマアは、新たな使命を求めて新しい世界へと!
新大陸サザンや、メノリのその後などパーンの世界の第二世代を描き出す。時間的には『白い竜』とリンク。
男性が主人公のシリーズが少ないので、少し視点が変わるのも面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
洋ものSF
- 感想投稿日 : 2008年4月27日
- 読了日 : 2008年4月27日
- 本棚登録日 : 2008年4月27日
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