地霊に東京の歴史を語らせるという趣向は面白い。ただ歴史をすらーっとなぞるだけなので、大きな仕掛けのあることを期待すると肩透かし
でも久々に奥泉光の「奇想」と「話芸」のコンビネーションが楽しめました。昔「我輩は猫である殺人事件」や「鳥類学者のファンタジア」を読んでわくわくした頃のフィーリングがちょっと戻った感じはあります。
読書状況:読み終わった
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◇本:純文学・普通小説ほか
- 感想投稿日 : 2014年10月30日
- 読了日 : 2014年10月25日
- 本棚登録日 : 2014年9月20日
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