めずらしく伝奇要素が低く、プロットは藤沢周平みたいだ。しかし弟子が師匠の剣を折るという設定はサスペンスフルで秀逸。死者を追う旅を通じて、清麿という師匠の姿を浮かび上がらせる手法は見事である。
読書状況:読み終わった
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◇本:時代・歴史小説
- 感想投稿日 : 2011年9月29日
- 読了日 : 2005年1月27日
- 本棚登録日 : 2011年9月29日
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